言えない言葉きっと彼はこのペ-ジを見たとき・・ 向日葵の思ってた気持ち・・知ることになるだろう。 彼がいながら愛する人が現れた。 元彼は向日葵にとってかけがえのない存在だった。 どん底の向日葵に救いの手を差し伸べてくれた。 その想いとはまた別な感情。 二人とも向日葵には必要な存在だった。 彼はそれを承知して向日葵を受け入れてくれた。 その想い、きっと向日葵が理解出来ない程、彼の中では葛藤してたかも知れない。 だけど・・その時向日葵は (これが私なんだ。。) そう思ってたし、そう彼にも言ってた。 一人ぼっちが苦手な向日葵に ありったけの・・想いを注ぎ込んでくれた彼。 忙しい合間にも連絡や逢う時間を作ってくれた。 彼に抱かれるたび、向日葵を抱きしめ 「愛してるよ、○○は?」と言う。 「うん。私も・・・」 その後続く言葉 「私も愛してる。大好きだよ」と言う言葉をのみこんだ。 もう一人彼がいて・・それでも愛してるし大好きになってたけど・・ その言葉を言うのは軽薄に感じ、言えなかった。 たった一言の 「愛してる」 その言葉を言えなかった。 喉まで出掛かってる言葉を閉ざす。 自分自身・・嘘っぽく思えて・・言えなかった。 彼が思うはずもないし・・・気にしないかも知れないけど・・ それでも もう一人を愛し、その上、愛を感じてる。 「愛してるよ」と言って○○さん(元彼)にも同じこと言ってるんだろ、 そう思われるのがとっても嫌で 大切な言葉を言おうとしては・・・言えなかった。 ps。 今も・・彼は向日葵に 「愛してるよ、○○は?」と聞く。 今は素直に 「愛してるよ。。大好きだよ」と言える向日葵。 註:「向日葵」と入れたくなかったので○○の部分は本名の私の名前 |